「アート」という言葉にどんな印象を持ちますか?
「ケア」という言葉にどんな印象を持ちますか?

知っているようで知らない、なんとなく興味がある、興味が全くない、なんか専門っぽい、とか、いろいろイメージがあると思います。いま、「障害者の芸術推進」についてはしっかりと法律ができ、福祉施設でのアート活動やそれ以外の生涯学習としての芸術活動などの保障(あるいは権利擁護)がされるようになってきました。

「芸術」というとかたいけれど、「アート」というとカジュアルに感じつつ、その一方で「それはアートなのか」などど言われることからも、結構曖昧な領域であるこの「アート」という言葉。

そもそもすべての人が享受し、太古から人間の生活とは切り離せなかったものでもあります。このたびのコロナ禍では不要不急という言葉とともに、この芸術界隈の動きが止まってしまう恐怖と、戦い続けたたくさんのアーティストたちもいました。

さて、そんな「アート」ですが、障害のある人たちとともに楽しむことにどんな意味があるのか、そしてある意味ではこの世界においては障害というものが存在しないということや、それぞれの感じ方や視点の違いなどを知ることの意味、「ケア」ということとの関わりと有効性など、かなり濃い今回のテーマです。TANEが関わっている施設や活動の現場についての話なども盛りだくさん。ぜひ一緒に学べたらと思います。

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1月17日(日)9:30〜12:00 オンライン開催

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櫻井育子(さくらいいくこ)
生涯発達支援塾TANE 代表(コーディネーター)

「違いは魅力」をテーマに、子どもから大人まで特性を活かしてのびのびと発達するための、アセスメントとコーディネートを行う。
 東北福祉大学福祉心理学科を卒業後,発達障害の子どもたちと出会い、宮城教育大学の大学院で障害児教育を学ぶ。2003年に「NPO石巻広域SSTの会アドベンチャークラブ」を立ち上げる。小学校,特別支援学校の教諭経験後,2016年に退職。生涯発達支援の重要性に気づき「生涯発達支援塾TANE」を主宰。書道塾taneは「誰でも調子に乗れる書道」をモットーに石巻、仙台、各地で移動開催中。TANE相談室も定期開催中。