2022年も本当にたくさんの場所で書道塾taneを開催できたこと、心から感謝申し上げます。きていただいている皆さんはもちろんのこと、来てほしい!と呼んでくださった皆さんも、そしてここで開催していいよ!とあたたかい言葉をかけてくださったり、たくさんのご縁で場がつくられ、ひろがり、出逢いが増えていくこの喜びをこんなにも感じた年はなかったかもしれません。そして、この小さくおだやかなつながりと拡がりこそがTANEが目指している世界だなあとあらためて強く感じています。

世界を見渡せば、辛いことや理不尽なことだらけで滅入ってしまうこともあります。それでもわたしたちは、この一瞬をいかに「しあわせ」で満たせるかどうか。そんなときに、「今日も書いて楽しかった!」という一言が、どれだけ「しあわせ」な一言かということを毎回感じ、場を創り続けるエネルギーとなっていました。

さて、2023年からもなにも特別なことはしません。ただ淡々と、わたしはわたしにできる場を広げていこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

新しい年は、1/9の書初めからスタートします。旧観慶丸商店のショーウインドウ展示もありますのでお楽しみに。

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櫻井育子(さくらいいくこ)
生涯発達支援塾TANE 代表(コーディネーター)

「違いは魅力」をテーマに、子どもから大人まで特性を活かしてのびのびと発達するための、アセスメントとコーディネートを行う。
 東北福祉大学福祉心理学科を卒業後,発達障害の子どもたちと出会い、宮城教育大学の大学院で障害児教育を学ぶ。2003年に「NPO石巻広域SSTの会アドベンチャークラブ」を立ち上げる。小学校,特別支援学校の教諭経験後,2016年に退職。生涯発達支援の重要性に気づき「生涯発達支援塾TANE」を主宰。書道塾taneは「誰でも調子に乗れる書道」をモットーに石巻、仙台、各地で移動開催中。TANE相談室も定期開催中。