本当にご無沙汰しております。
何やら本当に驚くほどのスピードで、自分自身も大変容期を迎えておりました。
東京と宮城での個展を終え、本当に自分自身がやりたいこととは一体なにか。
ずっと考えながら、ときに立ち止まって、そして生み出して、の繰り返しのような1年でした。

教員を辞めて8年。そのときにはまったく不安がなかったはずがないのに、おそらく大丈夫だと言い聞かせ、ひたすらに動き続けたのだと思います。わたしに何ができるのか、何もしないわけにはいかない、その焦りと恐怖を抱えていたのだ、ということにすら、やっと昨年あたりにそれが解けてきたような感覚があります。

このHPを作ったときの自分は、これまで築き上げたことでなんとか自分にできることを探そうとしていました。
今は「わたしが本当にやりたかったこと」は何か?ということをあらためて考えられるようになりました。

◎自分自身が表現すること
◎わたしが一緒に創りたい世界を一緒に創る人と一緒にいること

そこで感じたのは、これまで書道を通して出会った方々、関わってきた方々、みんな教育や福祉や対人援助という仕事の方々、そのみなさんと一緒に見たい世界があるんだ、ということでした。

そこで、「変わらない世界に嘆くのではなく、一緒に変えていく力を貯める場所」のようなコミュニティを作り、情報共有や、未来のことをどんどん膨らませてつくっていける、既存の枠組みを越えていくチームを創りたいという思いもあり、「はみだすラボ」をつくることにしました。

人間って、本来はそれぞれがそれぞれの道を生きていていいんです。
まるで「正道」があるかのような、「社会」というものあるかのような、そんな不安になるようなことを考えなくても、それぞれが「わたしはこうですよ」と言える大人がご機嫌に生きていたら、どんなタイプの子どもたちも安心するのだと思うのです。

はみだすラボの詳細については、こちらの記事で紹介しております。

https://note.com/tanetane2016/n/na7b1639a5481

もしもピンときた方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせください。
いよいよ本命の活動に辿り着いたのだ、と思っています。
少しずつ発信も切り替えていこうと思っておりますので、noteのご登録もお願いします。

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櫻井育子(さくらいいくこ)
生涯発達支援塾TANE 代表(コーディネーター)

「違いは魅力」をテーマに、子どもから大人まで特性を活かしてのびのびと発達するための、アセスメントとコーディネートを行う。
 東北福祉大学福祉心理学科を卒業後,発達障害の子どもたちと出会い、宮城教育大学の大学院で障害児教育を学ぶ。2003年に「NPO石巻広域SSTの会アドベンチャークラブ」を立ち上げる。小学校,特別支援学校の教諭経験後,2016年に退職。生涯発達支援の重要性に気づき「生涯発達支援塾TANE」を主宰。書道塾taneは「誰でも調子に乗れる書道」をモットーに石巻、仙台、各地で移動開催中。TANE相談室も定期開催中。