風とTANEと。

音楽家でもある橋本知久(トパ)さんを招いての学び場!

2/15,16は実に熱い二日間でした。
石巻では「多様な学び場づくりのヒント〜子どもの幸福度no.1のオランダから学ぶ」、仙台では「自己肯定感につながる多様な学び方とは?〜オランダ・イエナプランに学ぶ」というテーマ。
「風をおこそう!」の全国ツアー宮城編をやりたい、とにかくトパさんにお話ししてもらいたい、というのが企画の発端でした。

トパさんとはオンラインで出会ってから一度石巻に来ていただき、面白い肩書きと自由な生き様に激しく共感しつつも尊敬しつつ、オランダとフィンランドに行ってきたよ〜、報告会するよ〜」というトパさんのイベントに行き、またまた「こりゃあ、宮城にまた来てもらうしかない!」と妄想したのがきっかけ。

「とにかく、やってみよう」精神のチームTANEですから、次には東京でトパさんと、坂部くんと、私で打ち合わせ。いや、顔合わせ。もうあとは走るしかないので、会場とったり、申し込みフォーム作ったり、声かけたり。おかげさまで関心の高い方が多く、当日には石巻も仙台も満員になり、とにかくびっくり。

実は、私たち自身としては、オランダの教育はいいよ!とか、イエナプラン最高!とかいう立場でもなんでもなくて、いつもは障害のある子どもたちや青年たちとの関わりの中で、ソーシャルインクルーシブを目指してああだこうだと動き回っています。だからこそ、フラットな視点から他国を見つめていきたいな、という思いがありました。

幸福度が高いと言われるこの国々の教育や福祉の考え方にたくさんのヒントがあると同時に、日本でもいわゆる特別支援学級が培ってきた「個に応じた支援」と言われるものや、「生活単元学習」のように領域を合わせた指導なんかが近いものがあるのではないか?という思いも、ややあったのです。

批判するより、ヒントをもらう!そしていいところは認めて、「自分ごと」にして持ち帰ってもらいたい!そんな勉強会にしたいなあ、と思っていました。そして何より、いろんな人といろんな話をできたらいいなあ、と。

本棚に囲まれて、アットホームな学び場に。


仙台では「サークルタイム」も。
石巻にて、たっぷり3時間の充実した学び。
仙台にて、カードを使って自分と向き合う学びに。

とにかく、たくさんの立場の方々が来てくださったことが何よりも嬉しいし、それぞれが、それぞれの想いを持ち帰ってくださっていれば嬉しいなあ、、、。と。

なんで日本はできないんだろう、とか、制度や違いのせいにするのは簡単なんだけど、共通点や本質を見つけ出していけば、必ずそこにヒントがあるし、それって実は、自分たちができることなのかもしれないということ。そして何より、幸福度の高い国に共通している、「選択の多様さ」、「依存先の多さ」、「完璧を求めないこと」、は、今すぐ大人が実践できるかもしれないなあ、と思いました。

未知のものに対しては必ず不安があるよね、って言葉が印象的だった。それは、実は大人が一番感じていること。一歩踏み出せないのは、大人だったりする。

風をおこそう!のコンセプトは、「自分から風ぐるまを持って、走っていけば回っていく。そしてその楽しそうな様子に、たくさんの人も走り出したら、本当に風が起きるかもしれない。」そんな願い。

一人一人が、走り出せたら、それが幸せにつながるなあ、と感じるとともに、では安心して走り出すにはどうしたらいいかな?なんてことも一緒にこれから考えていきたいと思いました。

ご参加いただいた方も、今回は見逃しちゃったという方も、TANEではこうした双方向の大人の学び場をどんどん作っていく予定ですので、どうぞこれからも楽しみにしていてください。

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この記事を書いた人

朱紅 icco/櫻井育子

対話的書家
教育デザイナー



特別支援教育の現場経験をもとに、
書と対話を通して、人の発達や関係性を探究。
すみあそび、Art Play Worker、はみだすラボなどの活動を通じて、
人が自分の感覚を信じて生きられるための
学びと実践をデザインしている。

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