コーディネーターってなんですか?と問われることがありますが、つまりは「調整役」です。自分が動いて積極的になんかを生み出したりするような働きかけはしないので、「うまく物事が進むように見えないところでアレコレ調整して環境を整える」というのが仕事です。

なので、まるで何もしてないように見えるので、まさに縁の下。地味な仕事です。そもそも大好きでした。担任をしていたときも、自分が教壇に立つのが違和感で、それよりも子どもたちが勝手に勉強を進めていったり、先生いいから自分たちでやる、とか言われると飛び上がるほど嬉しかったものです。

小学生の頃も、裏方大好き。性質かもしれません。でもこの福祉とか教育とかの仕事は演出家のような仕事だなあと感じます。最近は、なぜか演劇祭の実行委員や舞台の現地コーディネーターというのも関わり出し、ますます一致してきました。

様々な人生という脚本を、いい感じに演出していく仕事。

たぶん、いろんな困難や多様な価値観で生きるということは、デザインから一緒に共感して考えて、モデルがなければなおのこと、演出やいろんな手段をチームで考えていい形で表現することが必要なんだと思うのです。

それは、人、場所、仕事、全部。

だから私はいろんな人に会って、いろんな人をつないで、生きにくさのある人やはみ出すことのある人たちをまるごと楽しめるつなぎめになれたらいいなあと思います。

そういう仕事、認知度がないのもまた魅力なのかもしれないです。

知れば知るほどおもしろい、そんないろんな研修もコーディネートしてます。まずは今度のアートに関する研修も街歩きと思ってぜひ見に来てくださいな。

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櫻井育子(さくらいいくこ)
生涯発達支援塾TANE 代表(コーディネーター)

宮城県石巻市出身。特別支援教育士。書道師範。東北福祉大学福祉心理学科を卒業後,宮城教育大学の大学院で障害児教育を学ぶ。インクルーシブ教育の研究をしながら,ソーシャルスキルトレーニングの団体で発達障害のある子どもたちと出会う。2003年に石巻市で,任意団体「NPO石巻広域SSTの会アドベンチャークラブ」を立ち上げる。小学校,特別支援学校の教諭経験後,2016年に退職し,「生涯発達」の視点から教育,福祉を考えるコーディネートチーム「TANE」を主宰。ひとりひとりの違いを楽しんで生きる社会の実現を目指しています。

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