ただ書くということ。

書道塾たねは、今年で4年目を迎えます。
障害の有無に関わらず、生涯学習の場の必要性、そして書道そのものに関心を持ってもらいたいということもあり試行錯誤しながらの4年間。おかげさまで、とてもインクルーシブな場になっているなあと思います。

特に、大人も子どもも、ここにきてめざましく発達しているのが分かります。

・筆と墨という普段使い慣れない道具を使うこと(手の力加減)

・手本を見るという行為によって今まで使っていなかった部分の脳を使うこと(見るというより、視る)

・できたものを客観視して、褒められること(メタ認知とフィードバック)

これらはまさに発達を促す活動そのものだったのだと感じます。

漠然とした、「なんとなく良さそう」というものではなく、さらに価値のあるものにしていきたい。実は、書道と発達との関係というものを研究は少ないのですがとても可能性のある分野だとますます実感しました。さらに、もっとたくさんの方々にお届けするにはどうしたらいいのかを考えていきたいと思っています。

「発達する書道塾」としての新たな挑戦。そして「旅する書道塾」として、どこまでも拠点を持たずにたくさんの方とお会いできる方法の模索。ここで生まれつつあるアーティストたちの活躍の応援。

ちょうど3月はそのためのお休み期間をいただいておりました。
少しの充電期間をいただき、4月から新しくスタートしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

その他の予定
13日:「そーしゃる子育て論」(石巻子育て包括支援センター主催)中止
29日:「おてだまの時間」(アドベンチャークラブ主催)中止

月曜日の街中フリースペース活動は3月をもちまして終了とします。

いろいろな意味で、再スタートの来年度。新しい企画もいろいろと取り組んでいきますので、どうぞよろしくお願いいたします。



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櫻井育子(さくらいいくこ)
生涯発達支援塾TANE 代表(コーディネーター)

宮城県石巻市出身。特別支援教育士。書道師範。東北福祉大学福祉心理学科を卒業後,宮城教育大学の大学院で障害児教育を学ぶ。インクルーシブ教育の研究をしながら,ソーシャルスキルトレーニングの団体で発達障害のある子どもたちと出会う。2003年に石巻市で,任意団体「NPO石巻広域SSTの会アドベンチャークラブ」を立ち上げる。小学校,特別支援学校の教諭経験後,2016年に退職し,「生涯発達」の視点から教育,福祉を考えるコーディネートチーム「TANE」を主宰。ひとりひとりの違いを楽しんで生きる社会の実現を目指しています。

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