みんな違ってみんないい、という言葉があるのは、実はみんなそう思ってないからで、みんな本当は違うことが怖かったり、嫌がっていたりする。

その前提が世間にあるんだと感じながら、コーディネートしていかないと、多様性なんて言葉は単なるキレイゴトに聞こえてしまう。

みんな違ってあたりまえになれば、こんな悩みもないのかもしれない。

福祉や教育に、携われば携わるほど、この見えない境界線や枠組みが見えて、支援する側も含めて実は閉ざしてしまうことはよくある。障害があるのは、まるで支援者の方ではないか?とも思える。

だからこそ、すべての枠を超えて福祉や教育がすべての領域に入り込むこと、特別支援が特別ではなくあたりまえの状態になること。

この世界を目指していきたいと思います。

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櫻井育子(さくらいいくこ)
生涯発達支援塾TANE 代表(コーディネーター)

「違いは魅力」をテーマに、子どもから大人まで特性を活かしてのびのびと発達するための、アセスメントとコーディネートを行う。
 東北福祉大学福祉心理学科を卒業後,発達障害の子どもたちと出会い、宮城教育大学の大学院で障害児教育を学ぶ。2003年に「NPO石巻広域SSTの会アドベンチャークラブ」を立ち上げる。小学校,特別支援学校の教諭経験後,2016年に退職。生涯発達支援の重要性に気づき「生涯発達支援塾TANE」を主宰。書道塾taneは「誰でも調子に乗れる書道」をモットーに石巻、仙台、各地で移動開催中。TANE相談室も定期開催中。

Comments (1)

  1. しろくま

    頑張ってください!応援しています。石巻を盛り上げましょう。

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